3Kというイメージによる打撃

IT業界は「きつい、帰れない、給料が安い」という3Kと言われ、さらに「規則が厳しい、休暇が取れない、化粧がのらない、結婚できない」という7Kとまで言われることがあります。
こういった言葉のイメージが先行してしまい、就職活動をしている学生からは敬遠され、人材不足も深刻な問題になっています。

そもそもIT技術は、今や国の発展を表すような重要な分野です。
国際的にもその技術力を競っていかないと、それこそ技術大国日本は過去の栄光になってしまいます。
実際にはIT技術に関しては日本は正直遅れを取っている感じがします。
技術力はあるのですが、それを売り込むマーケティングとITを活かす場が少ないことが挙げられます。その点に関してはアメリカや中国、台湾、韓国などのほうが進んでいると思います。こうした原因もやはり優秀な人材がIT業界に就職しないことも関係しているのでは、と思います。

日本でもこの問題に重い腰を上げて、学校教育にパソコンなど情報教育をやっと入れ始めました。しかし教える教師もあまりなじみがない、という現状もあるようです。
人材確保のために中高生向けにIT業界のセミナーや講演を行ったり、大学生院生に向けてもイベントを行っているようです。
しかし、IT業界の印象である3Kを取り払う労働環境にしなければ、人は寄ってこないと思います。業界に興味を持ってもらうのもいいですが、労働環境の整備も行って欲しいものです。

コメントする

あなたのメールは 絶対に 公開されたり共有されたりしません。 * が付いている欄は必須項目です

次の HTML タグと属性が使用できます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

*
*

  • 最近のコメント

    • アーカイブ

    • カテゴリー

      • カテゴリーなし
    • メタ情報